楽天モバイルの通信エリアは「楽天回線」と「パートナー回線」の2種類

楽天モバイルの通信エリアは「楽天回線」エリアと「パートナー回線」エリアの2種類に分かれます。
- 楽天回線エリア
- パートナー回線エリア
この2種類の通信エリアについて詳しく説明していきます。
楽天回線エリアは自社回線
楽天回線エリアは、楽天モバイルが自社で整備を進めている基地局によって提供される通信エリアのことです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの特徴であるデータ無制限は、「楽天回線」エリアでの通信が対象となります。
データ容量と制限後速度をエリア別に整理すると以下の通りです。
データ容量 | 制限後速度 | |
---|---|---|
楽天回線エリア | 使い放題(※10GB超過後制限) | 3Mbps |
パートナーエリア | 国内:月間5GB 海外:月間2GB | 国内:最大1Mbps 海外:最大128kbps |
そして最大の特徴としては、ドコモ、au、ソフトバンクと比較して都市部以外の都道府県では未整備のエリアが多く、楽天回線が繋がらないエリアが多いです。

そのほかに以下の特徴があります。
- Band3[1.7 – 1.8 GHz]を使用
- 楽天回線の4G人口カバー率は2021年3月末時点で80%に到達(夏には96%到達予定)
- 5Gを無料で利用可能(ただし、非常に限定されたエリアのみ)
- データ無制限で利用できるが、1日10GBを超過した場合は、その日に24時を超えてリセットされるまで最大3Mbpsの速度制限を受ける
- 回線の切り替えの境界で一時的に利用不能になる可能性がある
- 楽天回線エリア内にいてもパートナー回線での通信になる場合がある
- 一般的に楽天回線エリアが苦手と言われる場所「地下、屋内、商業ビルの屋内、高層ビル」
パートナー回線エリアはau回線

パートナー回線エリアとは、実質的にはauの回線を利用するエリアとなります。
これは、「ローミング」と呼ばれる通信方法で、楽天モバイルがauにお金を払って、auの回線を借りているかたちになります。
パートナー回線エリアは、以下のような特徴があります。
- パートナー回線はauの回線そのもの
- 楽天回線エリアの範囲外ではパートナー回線に切り替わる
- 月間のデータ容量は5GBまで
- 5GBを超過すると最大1Mbpsで利用できる
- Band18[800 MHz]を利用
パートナー回線エリアは、今後順次エリアを縮小していく予定です。なぜなら楽天モバイルとKDDI(au)の間で下記の内容の契約が結ばれているからです。
楽天モバイルとKDDIのローミングの契約期間は2019年10月1日から2026年3月31日まで。
都道府県ごとに楽天モバイルの自社回線エリアの人口カバー率が70%を超えた時点で両社が協議し、ローミングの継続/終了を決める契約となっています。
つまり簡単にいうと、「ある程度(人口カバー率70%)基地局の整備ができたら、話し合ってローミングしないようにしていきましょう」という契約です。
楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているかを確認したい場合
Android端末を利用している場合
Android端末を利用している場合は、非常に確認が簡単です。
- my楽天モバイルで確認する
- その他LTE回線状況チェッカー、Network Cell Info Lifeというアプリを利用する
一番簡単な確認方法が、my楽天モバイルで確認する方法です。
手順は、アプリを開いて、ホーム画面で確認します。「楽天回線エリア稼働中」と表示されていれば、「楽天回線」エリアを掴んでいます。
途中で場所を移動して回線を確かめたいのなら、アプリを再起動するか、リロードすることで現在の回線エリアが分かります。
LTE回線状況チェッカーは、楽天モバイルの通信エリア用に非常に簡単に確認ができるアプリで、楽天回線エリアをリアルタイムでスマホ端末に通知してくれます。
確認方法(Android)
- 基本的にはmy楽天モバイルアプリで十分
- LTE回線状況チェッカーはリアルタイムで確認したいときにおすすめ
楽天モバイルの通信・エリアはこちら
ボタンをタップすると楽天モバイル公式サイトに移動します
iOS(iPhone)を利用している場合
iOS(iPhone)を利用している場合は、少し複雑です。
なぜなら、my楽天モバイルアプリはiPhoneで利用すると、楽天回線エリアかどうかの確認ができないからです。(2021年7月以降ではiOS版「my 楽天モバイル」アプリでも確認ができるように対応される予定です。
ここでは、1つ方法を紹介します。電話アプリから「フィールドテストモード」で楽天回線を確認する方法です。
STEPごとに解説します。
- iPhoneの電話アプリを起動
- 「*3001#12345#*」を入力して「電話マーク」タップ
- フィールドテストモードに切り替え
- LTEを選択、Serving Cell Infoを選択
- freq_band_indの数値を確認 Band3であれば楽天回線、Band18であればパートナー回線
iPhoneの電話アプリを起動してください。
まとめ|楽天回線エリアであれば検討してみる
まとめると、住所が楽天回線エリア内であれば、楽天モバイルの契約を検討してよいでしょう。
理由としては、
- 契約時や解約時に手数料がかからないこと
- 3カ月基本料無料キャンペーンが実施されていること
- 1GB以下の利用であれば3カ月が過ぎても0円で運用できること
の3点です。
ただし、メイン端末というよりは、サブ回線として、ネットワークが安定している回線との契約とセットで契約するのが良いでしょう。
もちろん、使っていく中で十分利用できると感じれば、楽天モバイル1本に統一しても良いでしょう。
現状だと、移動範囲が首都圏に限定されているような人ですと問題なく利用できるかとは思います。
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